2015年5月7日木曜日

シッダールタ:ヘルマン・ヘッセ

仏陀について語る本はたくさんありますが、賛美するばかりで内面の苦悩について書かれている本が少ないように思います。

その点、この本は真理を探求するシッダールタの苦悩がリアルに表現されています。それが人間仏陀を身近に感じさせます。

最終的に行き着いた境地は未消化な気がしますが、未消化でいいし、それが本来の表現かなと思います。そこから先の自分自身で感じなければならないところを残しているのでしょう。

この本は人それぞれ感じ方があると思います。私は自分の信じた道を自分で開拓して進んでいくシッダールタに感銘を受けました。それが結果的に成功であれ失敗であれ、その道を行けと言われている気がします。