2015年4月24日金曜日

椿と花水木(下):津本陽

万次郎の波瀾万丈の人生が心に残りました。もし、万次郎が鳥島で死んでいたら、激動の明治維新の活躍もなく、そこに運命というものの凄さを感じます。こういう信頼に足る日本人がいたことで、日本は混乱の開国時に救われたのだと。

鎖国から開国への礎となった万次郎に感謝の言葉しか出てきません。ひとりの貧しい漁民という身分の少年がこれだけのことをするとは。凄い人です。

こういう人がいたことを忘れてはならないと思います。